ワクチンのこと

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先日、仙台市で不活化ポリオワクチン接種を扱う小児科が登場しました(さかいたけお赤ちゃんこどもクリニック)。現在1歳3ヶ月となるまでポリオ生ワクチンを受けていなかった息子に、仙台で不活化ワクチンを受けさせることを、山形市に住むぼくたち夫婦は決めました。(山形県内では不活化ワクチンが接種可能な小児科はありません)

ワクチンの接種は、親の任意となっています。だから、受けさせるのかどうかを、親が考えて決めないといけない。そのためには、比較検討するための情報が必要です。だって、そもそもワクチンって何なのかを知らないとコワくないですか?子どもの体内に注入するものだから。ところが。

月刊クーヨン2009年9月号増刊「予防接種の選び方 林敬次」より
ワクチンのことは、本来は厚生労働省が科学的判断とその根拠を明示すればよいのですが、そうなっていません。

個人として接種するかどうかの判断は、
(1)予防する病気の強さと頻度、
(2)ワクチンの効果(麻疹のように95%程度防げるものから、インフルエンザのようにほとんど防げないものまであります)、
(3)副作用の強さと頻度
を比較検討しなければなりません。

たとえば日本脳炎は、10年間で子どもの発症は数人ですが、その予防接種では毎年10人以上が死亡、また強い障害を残していました。集団としてのワクチンを考える場合は、麻疹などのように流行を防ぐ意味が加わります。逆にひとからひとに移らない日本脳炎や破傷風は、流行は無視できます。


厚生労働省がワクチン接種のための、効果や危険性、医学的根拠や副作用等の実例、数字的根拠をくわしく示してくれるわけではありません。実際、多くの親御さんは、みんなが受けているから、受けるものだ、くらいの認識しかないのではないでしょうか。ぼくも、ツイッター上で生ポリオワクチンの危険性、そしてそれを使い続けることの理不尽さと欺瞞を知るまでは、あまり深く考えてはいませんでした。(ポリオワクチンの件は、後日もっと詳しく書いてみようと思います。)世界のワクチン事情もまったく知らされず、野生株のウイルスの危険性がないのにワクチンを打ち続けるという実態があること。日本のワクチン事情がほとんど鎖国状態で時代錯誤の状態にあるということを知らされないままに、惰性で続けられているものがあること。ワクチンの原料成分まで知りたいとは思いませんが(聞いてもわからんし)、任意を求める割にはその情報がオープンとは言いがたい状況です。

月刊クーヨン2009年9月号増刊に掲載されていた、モデルで1児の母である田辺あゆみさんと、医学博士の母里啓子さんの対談は、まさにそういった、親として子どもを思うからこその素朴な疑問を綴ったものでした。

月刊クーヨン2009年9月号増刊「予防接種受けさせないとダメですか」より
田辺: わたしは、自分の妊娠・出産を通して、会陰切開や陣痛促進剤を使うことなど、不自然なことに対して疑問を抱いていて。予防接種についてもずっと疑問に感じていました。母里さんが編まれた本にも書かれていましたが、予防接種に関する情報がほとんどないので、実際に選択のしようがない。きっと、困っているおかあさんがいるのでは?と思うんです。
母里: でも全然困らないひとが大半ね。
田辺: そうそう、何の疑問ももたないから!
母里: 国やお医者さんがすすめていることは全部いいことだと思い込まされている。その社会構造こそが、本当はいちばん問題なんだと思うんです。
田辺: わたしのまわりでも、何の疑問もなく子どもに予防接種を受けさせている方が多くて、わたしが受けていないというと、「なぜそんなことができるの?」と驚かれます。やはり受けて当たり前だと思っている。
 (中略)
母里: 現在、予防接種は「親の任意」で受けさせることになっているはず。それなのに、社会の風潮は、受けさせないと「ヘンな親」扱い。それこそヘンよね?
 (中略)
田辺: 予防接種を受けることで何かメリットはあるんでしょうか?わたしは予防接種を受けることに利点を感じないので、これからも打たせないつもりです。予防接種を打つことで、それに伴う副作用や、添加物が体内に入ったりする事例があることなどを差し引いて考えると、自分としては、ワクチンを打たないほうがよっぽどいいなと思ったんですね。
母里: 昔は感染症というものが猛威を振るっていた。でも、それが少なくなったのは、すべてが予防接種のおかげというわけではありません。ポリオだけは、予防接種が成功した例かもしれないけれど、ほかのものは、とくに予防接種が防いだのではありません。
確かに天然痘のワクチンはよく効いたけれど、悪いこともたくさんあった。日本の天然痘は1951年が最後。それなのに、1970年代にWHO(世界保健機関)が天然痘の根絶宣言を出すまでの間、ずっと日本ではワクチンを打ち続けた。その結果、副作用であかちゃんを百何十人も殺してしまった。そういう状態を見てきていると、やはり「いらないものはいらない」と、はっきり言わなくちゃ、と思うわけです。
田辺: 予防接種を受けたことが原因で病気になるのと、受けずに自然に感染した場合とでどっちが後悔するだろう?と考えると、わたしはやっぱり受けずに感染したほうがよっぽどいいと思う。受けたことが原因で病気になってしまった日にはたまらないですよね。


田辺さんのように徹底するくらいのストイックさは、ぼくたち夫婦の性格にはありません。ぼくは基本的にじぶんを律するのが苦手なのでほっとくとグダグダっとしちゃいます。食べものの大切さを感じながらも、ジャンクフードも食べちゃう。でも、0か100かどちらか、というものでもなくグラデーションがあってもいいと思うんです。ジャンクフードを食べつつも、ほんとうはそうじゃないほうがいいんだよなと思うだけでも違ってくると思う。そうした小さな積み重ねが未来のじぶんをつくっていくから。

下記のような告発書を読むと、背筋がゾッとして恐ろしくなります。いったい何を信じていいのかわからなくなる。

米国の医師・学者83名が署名した「ワクチンのすべて」日本語版リリース

いまや不要な麻痺を生むだけになっている生ポリオワクチンが日本から無くならない理由を考えても、相当な利権産業であることは予想されましたが、こんなものを読むと、もう田辺さんのようにワクチンを全て拒否したくもなります。おそらくそうなんだろうなと思うから。ただ、現実問題としてはワクチンを接種していなければ保育所や幼稚園に入れさせてもらえないケースもあるらしく、また他の子と交わることを考えると二次感染の恐れもあります(これもワクチンの弊害ですよね。ポリオの生ワクチンをやめられないのもこのエンドレスで本末転倒な構造にある)。だいたいぼくは日和見主義者ですから、バランスとってうまいことやっていくしかないだろうなと思っています。

ただ、いずれにしても、考えるための情報はもっと開示されてしかるべきじゃないかと思います。なんとなく、みんなで打てばコワくない、という空気をつくるだけじゃなくて。ひとりひとりが自分の頭で考えるための情報。子どものいのちに関わることです。厚生労働大臣さん、よろしくお願いします。

ワクチンのこと

ワクチンのこと 2011.02.18 Friday [食・生活] comments(0)
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